入社したきっかけを教えてください。
34歳のとき、異業種から転職しました。地元で転職先を探す中で、どうせなら、これまでにやったことのない「新しい業種」にチャレンジしたいと考え、前職とはまったく畑違いの会社でしたが入社を希望しました。冨士電機が創業70年以上の歴史ある企業であることは知っていましたし、電材や家電に特化した専門商社であるからこそ、技術や深い知識を身につけることができると思ったことも理由の一つです。
入社後は右も左もわからず苦労しましたが、上司や先輩は親切で快く仕事を教えてくれましたし、わからないことをそのままにせず、学んだり確認を繰り返す中で徐々に仕事が身についていきました。
仕事のやりがいを教えてください。
伊那エリアの家電販売店を対象としたルート営業が主な仕事です。いわゆる「町の電気屋さん」の経営者の方々は年代も高く人生の先輩ばかり。それそれの個性を汲み取りながら「どうやったら伝わるだろう」と自分なりに考え、時にお客様から学ばせていただきながら信頼関係を築いていくところにやりがいを感じます。人と人との繋がりですから、一生懸命さは伝わります。最初は素っ気ない対応だったお客様とも日々のやり取りの中で徐々に頼ってもらえるようになり「この間ありがとね。お客さんに喜ばれたよ」「また大きい仕事一緒にやろうね」などと声をかけてもらえた時はやっぱりうれしいですね。
一日のスケジュール
- 08:00
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出社
出社したら、夜のうちに届いているメールの確認、返信。その後、問い合わせへの対応や、前日にやりきれなかった見積りの作成などを行います。
- 10:00
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午前業務
注文していた商品が入荷したら車へ積み込み、配達。お店では何気ない雑談をしながら信頼関係を築いていきます。商品の提案を行い、新たな注文を受けることもあります。
- 12:00
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お昼休み
店舗への訪問時間によってお昼の時間はまちまちです。家から持参したお弁当を食べながら携帯でYouTubeを見たり、昼寝をしたりしてリラックスします。
- 14:00
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午後業務
午後の便に合わせて配達と営業活動。16時ころ会社に戻り、その日にお客さんから言われたこと、頼まれたことを優先順位順に書き出して整頓。できなかったことも翌日できるようメモしておきます。
- 17:00
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退社
残業は基本的にありません。定時に仕事を終えられるよう、昼間にどう効率的に仕事を進めるか、常に考えるようにしています。
成長したと感じることはありますか。
社会人として会社の看板を背負っているだけでなく「櫻井」という人間そのものがダメなやつだとだと思われたくはない。いい意味でプライドを持ち、ひとつの仕事に責任を持って取り組めるようになりました。正直に言えば若いころは「放っておけばいいか」「何か言われたらやればいい」といい加減に対応してしまったこともありましたが、結局は自分に返ってきます。60代など先を見据えた時「このままではいけない。聞けば教えてもらえる今のうちに知識を身につけておくべきだ」と考えるようになりました。身近に、仕事もできて誰にでも分け隔てなくいろいろ教えてくれる懐の深い先輩がいたのも大きいですね。今後はお客様との信頼関係をさらに育て、困った時に真っ先に自分の顔を思い浮かべてもらえるようになれたら最高だなと思います。
応募者の方へメッセージをお願いします。
「楽をしてお金を稼げる仕事がいい」というのは誰もが考えることかもしれません。しかし、ぬるま湯に浸かっているだけでは「達成感」は得られない。自分の前にある壁を乗り越えながら成長していくことで、その先に新たなやりがいや面白さが待っていると思います。一生懸命仕事に取り組み、終わった際にはみんなで思い切り弾ける。そんなメリハリのある雰囲気も、皆さんにお伝えしたい当社の魅力です。