社員インタビュー

INTERVIEW.03未経験入社から資格を取得し、
電材のプロフェッショナルとして
地域の安全を守る。

熊谷 翔太 技術職 2014年入社

入社したきっかけを教えてください。

高校時代、部屋の使いたい場所にコンセントがなくて困っていた時、電気工事士の資格を持つ知り合いがサッと取り付けてくれたのを見て「電気工事ができるって便利だな」と感じました。農業高校へ通っていたため電気の知識はまったくありませんでしたが以前から「手に職をつけたい」と考えていたこともあり、父の知人から「冨士電機は工事もできるよ」と聞いて入社を希望しました。会社の雰囲気について話を聞いた時、周囲からの評判が良かったことも決め手になりました。

仕事のやりがいを教えてください。

私の所属する電材部では100ボルト以下の弱電設備工事を担当しています。防災カメラや放送設備、火災報知設備や誘導灯、消火栓設備などの防災設備や年次点検が主な仕事です。商業施設や店舗を建設する際は、様々な業者の方が集まり、何もなかった場所に1つの建物、いわば作品が完成していくことが楽しいですね。特に私たちが手がける設備は表から見えるので、完成した後に「これ、俺がつけたんだよ」と自慢できるのもうれしいです。また、職人は自分の腰道具にこだわる人が多く、私も色や形、配置などに凝って作り込むのが密かな楽しみ。それをきっかけに職人同士で会話が弾み、情報交換することもあります。人との出会いを通じて、成長やネットワークの広がりも実感できる仕事です。

一日のスケジュール

08:00

出社

現場のある日は直行。他の業者の方々と一緒に建設会社の朝礼に出て、1日の工事の流れと仕事の確認、安全確認などを行い作業に入ります。

10:00

午前業務

業者の方々と一緒にお茶を飲みながら、電気工事屋さんに配線について確認するなど情報交換をします。

12:00

お昼休み

仕事の様子に合わせてお昼休みをとります。病院や工場など、休診時間や休憩時間に工事をして欲しいという依頼がある場合は早めにお昼を食べたり遅くずらしたりして作業を進めます。

13:00

午後業務

2時間おきくらいのペースでいくつかの現場を回り、防災設備の設置や点検作業を行います。16時ころに片付けをして会社へ戻ります。

17:00

退社

基本的に定時で帰宅します。夜間にどうしても、というご依頼がある場合は工事へ行くこともあります。

成長したと感じることはありますか。

電気系の知識もなく、強みもないところからのスタートでしたが、入社後、防災設備の工事や点検には資格が必要ということを知りました。「資格なら自分の努力次第で取得できるから全部取ろう」と心に誓い、仕事を終えてから毎日3時間勉強を続け、5年間で8種類の資格すべてを取得しました。中には合格率が2〜3割の資格もあり、頑張り続けた時間は自分の財産になったと感じています。また、入社した際はあまり考えていませんでしたが、勉強をして痛感しているのは、防災設備は火事が起きた際に人や財産を守る大切な設備であるということ。防災設備が原因で起きてしまった事故などのニュースを目にするたび、地域社会に安全、安心を届けるためにも責任を持って取り組まなければいけないと身が引き締まる思いです。

応募者の方へメッセージをお願いします。

電気工事の技術は覚えれば覚えるほど奥が深く、やりがいの感じられる仕事です。通信や機械に関する専門知識がない方でも入社してからしっかりと身に付けることができますから大丈夫。私もそうでしたが、ずっとスポーツをやってきた方や、外で身体を動かしながら働きたい方にぴったりの仕事ですよ。電気に関する知識や技術を身につけたい方、ぜひ一緒に働きましょう!

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